ぽんぽんだより

愛知県長久手市での日常を綴っています。また、2021年7月 帝王切開瘢痕症候群と診断されました。その治療の過程も発信します。

帝王切開瘢痕症候群 診断後② 低用量ピルの服用開始

さて、昨年の12月、帝王切開瘢痕症候群の再縫合手術が延期になりました。

手術が延期になること自体は良いのですが、正直なところ、もうこの不正出血の多さに辟易していました。生理も含めると一か月の半分ほど、何かしらの形で出血しているのです。それでも12月に手術をすれば多少はマシになると思い、それまでの辛抱だからと思ってきたのですが、今年の夏ごろまで延びるというのはなかなかつらいものです。

 

そこで、お医者さんからいただいた帝王切開瘢痕症候群の治療に関する文書に「投薬によって症状が軽減する場合もあるが、根本治療とはならない」との文言があったため、手術までの間、ピルを服用したい旨を申し出ました。

そもそもこの出血は、症状の出方にもよるのかもしれませんが、子宮の傷に溜まった血液が逆流し、子宮の中にたぷたぷ溜まって、生理や排卵などのタイミングで出てくるものです。なので「ピルによってきれいに止まるようなものではないですよ」というのが先生のご意見でした。そうはいっても月経痛もそこそこありますし、排卵期のおりものが減ったらその分出てくる血液量も減るんじゃないのかしらと勝手に想像し、月経困難症扱いでフリウェルULDを処方していただきました。

 

12月から服用を始め、1シート目は慣れるまで頭痛やイライラがひどかったです。2シート目からはすっかり慣れて、多少の頭痛はありますがとても快適な月経期間(というか消退出血ですが)を過ごしています。

肝心の不正出血については、先生のおっしゃったとおり、まったく効いていません。排卵は無いはずですが、ぴったり排卵くらいの時期に出血します。しかも、ピル服用前はおりものに血が混じるという状態だったのですが、排卵期のおりものがなくなったため普通の出血です。結構ぎょっとします。生理後に長引く出血も同様です。これまで3日目くらいまで普通に出血し、終わったかと思ったら数日後にぼたぼた出血しはじめてそれがだらだら長引くという感じでした。ピルを飲み始めてからは、1~2日少量の出血があり、数日たってからやはりまた出血します。これも、生理の血に混じっていないので急に出血したという感覚が強くなり、却ってぎょっとします。

そんなわけでピルはわたしの症状には全く効果がありませんし、気の持ちようではありますけどむしろ出血に驚く回数が増しています。とはいえ月経の面倒くささから解放されているのでプラス面の方が大きいと感じています。